テクニック不要な「ステンシルクッキー」の作り方

テクニック不要な「ステンシルクッキー」の作り方

お菓子の道具屋なので買って頂けるチャンスを失うのは辛いけど、昔から...

「数日後にプレゼントしたいからアイシングクッキー作りに必要な道具を教えて 」の質問には「止めたほうがいい」と答えてきました。せっかくのやる気の腰を折って申し訳ない...

でもアイシングクッキーって何度か練習しとかないとプレゼントできるレベルのものが作れるかどうかわかんなくて、初心者が一発勝負するには危険度が高いと思うワケ。

 

ステンシルクッキーは練習不要

もしアイシングクッキーを初めて作ろう!ってんなら一度はリハーサルすると安心です。が...

忙しくて時間がない人は「ステンシルクッキー」って案も検討してみて欲しい。このラグビークッキーは、私のステンシルクッキー処女作だけど。悪くないでしょ?

 

クッキーのレシピ

レシピは、型抜きクッキーが作りやすいものでOK。

できるだけ材料の少なくて失敗しづらいシンプルなレシピだったらコレ、美味しさを求めるならアーモンドパウダー入りのコレが私のススメ。かな♪

レシピ通りの生地を作ったら...

 

小さすぎないクッキー型

表面積が狭いと柄が解りづらいから、できれば手のひらくらいの大きめなクッキー型を選ぶとイイかも。

大きめなクッキーって1枚でも存在感あって、十分ギフトになりえると思うのよ!

注意点として、大きいクッキーは薄すぎると割れやすいから少し厚みのある5mm以上にしておくのもお忘れなく!

 

型抜き後、焼く前にステンシルをします。

ステンシル前には、周りの不要なクッキー生地は取り除くと、余った余分な生地を再度丸めて使うときにも汚れがなくてイイよ。

 

ステンシルで柄をつける

柄は、茶色いココアパウダーや、真っ黒なブラックココア、緑の抹茶などの、細かい色付き粉末を使います。

今回は「ラグビー」柄ステンシルを選んだので、茶色のココアパウダーを使ってみます。

 

目の粗い布を2枚重ねにして...

ココアパウダーは出過ぎても、出なさすぎても困るので、少し粗めな布を2枚重ねて使ってみました。

うちでは米国のチーズクロスという、リコッタチーズ作りで使用する食用布

があるので、2枚重ねして、内側にココアパウダーを包み入れて...

強くパフパフすると粉が舞って生地が汚れるので、軽くポンポンポン...

化粧のときチークをのせるようなイメージで、ポンポンしてみてください。(←うーん、伝わらなかったらゴメン、動画を参考にしてみて) 

ステンシルをはずせば、ほらっ!

プリントしたような柄がついたら、オーブン皿へ。

生地が柔らかくて天板に移動しづらかったら、作業マットにのせたまま冷凍庫で3〜5分冷やしてね。

オーブンで焼いたら出来上がり。180℃で10分くらい焼いても真っ黒焦げで柄が見づらいことは無いとは思うんだけど...

焦げ色が気になるなら170℃以下に温度変更したり、アルミホイルをかぶせて調整してみてください。

 

米国製ステンシルは...

当店では、米国のCOOKIE COUNTESSというブランド品をご用意してます。

人気のモロッカンや、シンプルなストライプ、シチュエーションにあわせられる総柄文字や数字の入ったものまで色々な柄をご用意しています。

模様の付け方は全部同じなので、是非お好きな柄でステンシルクッキーを作ってみてください♪






ステンシルでパンに柄をつけて焼く方法